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受付


去る4月13日(日曜日)にリナシティーかのやにて、「健康まちづくりを考える公開講演~今こそ食のあり方を見直そう~」が開催されました。

託児


お父さん、お母さんが安心して講演に集中できるようにと、2階のキッズコーナーにおいて、保育士3名と青年会議所メンバーで、小さなお子様をおあずかりしました。みんな元気いっぱいで大騒ぎでした(笑)。

理事長挨拶


講演に先立ちまして(社)鹿屋青年会議所 理事長挨拶、大隅ビジョン策定委員会 委員長による趣旨説明・講師紹介が行われました。

~趣旨説明から抜粋~
最近の私たちの食生活において、栄養の偏り、不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加、過度の痩身志向、食の安全、食の海外への依存、伝統食文化の喪失等のさまざまな問題が生じています。このような私たちの食生活をめぐる環境の変化に伴い、私たちが生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむための食育を推進することが、緊要な課題となっています。

また、子どものころからの食の悪習慣が大人になってからの生活習慣病を引き起こす重大な原因になっていることから、幼稚園や保育園、小学校や中学校の段階で親や子ども達への教育の一環としての食育の取り組みが必要と考えます。

このたび、歯科医師としての立場から、食育の普及活動を精力的に行っておられる四元先生にご講演頂ける機会を得ることができました。さらに、講演後はこの大隅で食育活動に取り組まれている先生方や会場の皆様も交えてパネルディスカッションを行い、食育の重要性について討論して頂く予定です。今日は行政の方、医療関係者、子ども達の養育・教育に関わる方、食に関わる方、そしてお父様、お母様とたくさんの方々が集まってくださいました。ふるさと大隅の食育について考えるまたとない機会です。地域の特性を活かした食育への取り組み方についてみんなで考える場になればと思います。

講演


 演題:「食と子どもの口の発達~0歳からの食育~」
 講師:よつもと矯正歯科 院長 四元 みか先生

 講演では乳幼児期の食生活がどのように子どもたちの口の形と機能の発達に影響を与えているのかスライドを用いての解説があり、子どもの口育てに望ましい食のあり方とはどういうものなのか、多くの例を交えながら分かりやすく教えて頂きました。また、家庭が「食育」の機能を果たさなくなった今、社会の中で保育や医療、保健、学校関係者に求められる新たな役割とはどういったものがあるのか、本当に考えされられる内容のお話でした。

四元みか


講演後の質疑応答では会場の皆様から多くの質問があり、四元先生はその一つひとつに対して丁寧にお答えされていました。最後まで質問が尽きることがありませんでしたので、時間の関係上途中で打ち切らせていただきました。このとき質問できなかった方はアンケートに質問事項を書いていただきましたので、それは四元先生へ私たちが責任を持ってお渡しいたします。先生からのお返事を受け取りしだい、このホームページ上にて公開する予定です。今しばらくお待ちください。

パネルディスカッション


講演後、パネルディスカッションが行われました。パネリストは、食や子どもの養育・教育に関わる専門家の方々で、それぞれの方が取り組まれている事や現場での問題点についてお話がありました。参加者の皆様に多くのことを伝えたいという思いがあり、パネリスト一人ひとりのお話が本当に思いのこもったすばらしいお話でした。時間が少なく、討論のお時間がほとんどとれなかったことが本当に悔やまれました。

パネリスト : 四元 みか氏(よつもと矯正歯科 院長)
  : 大  瞳氏(鹿屋市健康増進課 管理栄養士)
  : 浅井 ミヨ氏(鹿屋市食生活改善推進員連絡協議会 会長)
  : 谷口 桂子氏(学校栄養教諭)
  : 日高 由美氏(高山子育て支援センター指導員)
コーディネーター : 松下 健太郎(社団法人鹿屋青年会議所 理事長)




今回ご講演いただきました四元先生、そしてパネリストの先生方本当にありがとうございました。また、せっかくの日曜日、そしてさらに雨の中であるにもかかわらずお越しいただきました参加者の皆様ありがとうございました。

我々(社)鹿屋青年会議所は今回のご講演、またパネルディスカッションをきっかけに家庭、学校、保育所、地域、職場などにおいて、「食」に関わるすべての関係者及び団体が連携し相互理解を深め、それぞれの立場で食育の推進を協働運動という形で図る必要性を強く感じました。

今、健康な体を作るための食育活動は推進されつつありますが、視点を変えると、心をつくることにもなるのではないでしょうか。知育・徳育・体育に食育は不可欠と先人から伝えられてきましたが、食育は広義の「心育」なのかもしれません。

私たち(社)鹿屋青年会議所は本事業を通して得たことを活かし、これからも明るい豊かな社会の実現を目指し、より良い「おおすみ」の「ひとづくり」「まちづくり」に取り組んで行きまたいと思います。本当にありがとうございました。








これよりアンケートにあった質問を四元先生より答えて頂いた答えを抜粋してアップしました



Q. 何故、奥歯が生えないと形あるものを食べさせてはいけないと言う定義が出されたのでしょうか。噛みくだく事と消化に関係するのでしょうか。

 「歯が無いと噛めるはずがないから」という発想からで、机上で考えた理論に由来しています。実際の子どもたちを見ていると、奥歯が無い時期から固形の食物をなめたり、しゃぶったり、時には噛みちぎったりして口の中で転がしたり吐き出したりする中で、最初はほんのちょっとの量しか体内に取り込めませんがだんだんと体内に取り込む量が増えていき、最後には全部を食べられるようになります。つまり「咀しゃく」の運動をしっかりマスターしながら最後に奥歯が生えてきて口が完成するといった具合です。ところが液体状のものやドロドロしたものを全部ごくんと飲み込んで取り入れる形で育つとなかなか「咀しゃく」運動を学習することができません。ドロドロのものを食べた期間が長いほど、形のあるものに上げるステップでつまづいてしまいがちになります。上記の定義を唱える学者さんの本には「急ぎすぎて急に固形の物を与えると丸呑みして噛めない子になってしまう」と書いてありますが、「咀しゃく」運動を学習しないままに奥歯が生えてからいざ固形のものを与えても噛む事ができません。またこのドロドロから固形へのステップがお母さんにとっては調理加工が難しく、それに合わせられる食材が限定されてしまいます。
 消化に関しては赤ちゃんの身体の方がよくわかっていて、消化できないものは消化せずに排便します。最初は便のなかに見られた赤いにんじんや緑のほうれん草がいつのまにか見えなくなっていくさまは、お母さんが感動すら覚えるほどです。
 理論からではなく、実際の赤ちゃんの食べる興味や意欲、赤ちゃんとのやりとりからお母さんの観察力をフルに働かせて親が食べているものの中からちょっと工夫して食べられるものを増やしていくという我々の祖先のやり方を見直したいものです。言い換えれば赤ちゃんが口にするからこそ私たち親自身が自分の食べ物を見直してほしいと思います。








Q.母乳保育が一番いいと思うのですが、お母さんが仕事をしなければならなく、保育園に行くのに6~7ヶ月ですがミルクを飲みません。どうしたらミルクを飲むようになりますか?吸う力、歯ぐきなどいろいろな事が関係してくると思うのですが。
 
 親子それぞれのやり方があって、こうしなければならないというものはないと思います。仕事中に授乳に行ける環境にあればそうする親子もいますし、おばあちゃんに赤ちゃんを職場につれてきてもらうという親子もいます。仕事の合間に搾乳冷凍するお母さんもいます。もちろんミルクに切り替える親子もいますが、6ヶ月まで完全母乳だとゴムの乳首をなかなか受け付けませんよね。おっぱいを飲むのに近いとされる咀しゃく型の乳首を試したり、ホニュウビンの中身がお母さんのおっぱいだったりすると移行できるパターンもありますのでいろいろと試してみるとよいと思います。時期的には離乳食を始められる頃ですので、赤ちゃんが受入れるようであれば離乳食も進めておいた方がよいでしょう。仕事の合間に授乳できない場合、搾乳も負担になるという方はあまりさわらないように圧抜きだけして、仕事が終わってから翌朝までの間にたっぷり飲ませて昼間は離乳食だけという親子もいます。通り過ぎてしまえばあっという間の期間ですし、あっけなく赤ちゃんの方が乗り越えてしまうこともしばしばです。母乳育児サークルなどでいろんなお母さんの経験談を聞いてみることをおすすめします。 



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